【座席表予想図】柏崎市佐藤池野球場(かしわざきしさとうがいけやきゅうじょう)

新潟県柏崎市佐藤池運動広場にある佐藤池野球場(かしわざきしさとうがいけやきゅうじょう)は、プロ野球の公式戦も開催できる大きな野球場です。鳥が飛くる屋根ですが、暑い日でも雨でも観戦ができます。トイレは11月末から冬季閉鎖されますが、通路も広くて観やすい球場です。両翼98メートル、中堅122メートル(平成18年改修)あります。

かつて柏崎市街地には2箇所の野球場があった。新潟県立柏崎高等学校のグラウンドには1931年に内野スタンドが設けられ、野球場としても使用できるようになっており(スタンドは現在も存続。地元では「柏高球場」と呼ばれていた)、1950年7月18日にはプロ野球セ・リーグ公式戦の読売ジャイアンツ対大洋ホエールズ11回戦が開催されました。また、柏崎高校の敷地西側には1964年の国民体育大会に合わせて柏崎市民野球場が建設されました(本球場完成後に閉鎖および撤去、現在は新潟県立柏崎アクアパーク立地)。両球場はいずれも高校野球などアマチュア野球公式戦が主に行われていたが、海岸部に近く老朽化が進んでいたことなどから市は柏崎刈羽原子力発電所の建設に伴って国から交付された電源立地地域対策交付金の一部を活用して新たな野球場を市郊外に建設することを決定。市街地南東側の佐藤池新田地内を建設候補地としました。同所はその地名が示す通り、かつてあった「佐藤ヶ池」という池を埋め立てて造成された土地で、地盤の不安定さが問題だったものの、市は「土地の取得額が他所に比べて安価であり、地盤沈下もメンテナンスで克服できる」として同地を建設地に決定し、工事が進められました。
こうして野球場は1986年11月に完成しました。翌1987年5月23日、初のプロ野球公式戦となるパ・リーグ公式戦の南海ホークス対ロッテオリオンズ7回戦が球場開きとなった。しかし、この試合は前日まで降り続いた雨の影響でグラウンドコンディションがよくない中で強行されました。開始時間が32分遅れたのに加え、試合中には雨脚が強まって1時間にわたって中断、グランドに土を運び込むなどしました。この状態でも試合成立を目指したのは、前売り券が完売していたという事情がありました。照明設備が設置されていないことから、午後5時44分、8回表一死無走者をもって4-4で同点のままサスペンデッドゲームとなりました。サスペンデッドのルールは2012年に削除および廃止されたため、事実上日本プロ野球における最後のサスペンデッドゲームでした。
初めて開催されたアマチュア野球公式戦は同年7月の夏の全国高等学校野球選手権新潟大会。本球場は同大会のメイン球場となり、開閉会式と準決勝以降の試合が行われました。その後もプロ野球の他、高校野球などアマチュア野球の公式戦が行われました。
2007年よりベースボール・チャレンジ・リーグの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブが公式戦を実施しています(2013 - 2014年はなし)。2015年にはグランドチャンピオンシップ1試合が開催されました。




■アクセス

〒945-1354 新潟県柏崎市佐藤池新田1150-1



「茨目駅」から徒歩で15分

駐車場 約300台




■キャパシティ 

観覧席収容人数11,400人(内野席6,400人、外野席5,000人)






柏崎市佐藤池球場のイベント予定

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