アラバキロックフェス、一転中止に 緊急事態宣言ふまえ??

荒吐ロックフェスティバルは、東日本大震災のあった2011年は4月開催を断念し、8月の延期開催にこぎつけた。






2021年4月30日から5月2日に宮城県川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園で予定されていた野外音楽イベント「ARABAKI ROCK FEST」(アラバキロックフェス)の中止が、24日発表された。来場者全員が抗原検査を受けるなどの感染防止策を打ち出し、いったんは開催を決めたが、3度目の緊急事態宣言が出されるといった状況を踏まえた。

東北地方最大の野外音楽フェス「アラバキロックフェスティバル」。震災の年も、当初予定していた日の120日後、夏に開催した経緯がある。

2001年に始まった東北最大級の音楽フェスだが、昨年に続く延期・中止となる。例年数万人が全国から訪れていた。

宮城県内でまん延防止等重点措置が適用される中、主催者は地元川崎町や県と協議を重ねてきた。観客数を5千人に絞り、全員検査などの対策をとって開くことを19日に公表。23日には小山修作町長が主催者とともに、町民に開催への理解を求める文書を出した。だが、多くの人の往来を伴うことに、懸念の声がやまなかった。

しかし今回は東日本大震災後の自粛による中止とは違って、開催を中止する必要は無かったといえよう。もうコロナは突然猛威を振るいだすわけでも、消え去るわけでもなくある程度予測ができる。最初からチケットを1枚10万円にしていれば、5百人も集まらないでしょう。密じゃなきゃ盛り上がらない企画ならば、いつまで経っても開催はできません。またフェス運営側は信頼できる公式サイトを持っておらず、数万人のGW予定が狂ってパニックにおちいってしまいます。画一的に考えてしまう政府や主催者ばかりだと、イベント出演者も積み上げられなくなり、育たなくなってしまうことが懸念される。東京オリンピックにしてもチャブ台をひっくり返すような対応では無く、関係者の想いやその興業の将来まで見据え、最悪の事態を想定した中で、今できることは何なのか考えた柔軟な計画性が求められる。



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