捜査幹部によると、元会社員は昨年2月7日、新潟市で行われたロックバンドのライブで観客の女性から財布を盗むなど、新潟や愛知県、香川県、大阪府で4件のスリを行った窃盗容疑で追送致された。県警は観客がライブに熱中している隙に、犯行に及んだとみている。
元会社員は、名古屋市と高松市で開催されたライブでスリをしたとして昨年12月に三条署に2回逮捕され、今年1月に窃盗罪で起訴された。逮捕後、「2018年6月頃からライブ会場で50件以上のスリをした」と供述し、「ロックバンドが好きで、ライブに行くための金が欲しかった。盗んだ金はライブのチケット代や交通費に使った」と話しているという。
盗まれた財布は袋にまとめて入れられ、昨年2月、北陸自動車道の栄パーキングエリア(三条市)のごみ箱から発見された。三条署が財布の中にあった免許証などから持ち主を特定し、行動歴を調べたところ、複数の持ち主が同じライブ会場にいたことが判明、事件が発覚しました。盗むだけでも悪いのに、被害者の貴重な品々をゴミ箱に捨てていたとは、なんとも鬼畜の仕業としか思えません。
県警生活安全企画課は「ライブ会場では、貴重品はロッカーに預けるか肌身離さず手に持つなど、しっかり防犯対策をしてほしい」としています。
置く側も取られていいような額しか置かないので、簡単に取れるけど小銭しか入っていないのです。ゆえにこうした犯行でゴールにたどり着くことは無く、最終的には捕まるまでやめられなくなってしまうので、一度でも手を染めてはならない。ライブ会場では、日常ではありえない数のカメラもまわっており、被害の多い会場はおとりも仕掛けられているという。そんな中での犯行はデメリットの方がはるかに大きいし、なにより塀の中で人生を過ごして何が楽しいのだろうか?
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